スキップしてメイン コンテンツに移動

第九話

 

「ストレス」とうまく付き合う方法

 

前回のラストで、「ストレスは成長するために必要であり、人生にとってもプラスである」とお伝えしました。苦手な上司とうまくいかず、倒れたり、会社を辞めたりする人もいるのに、本当でしょうか?(私も初めて聴いたときは驚きました!)

研究や統計からは、どうも本当のようです。では、「ストレス」を活かして成長する人はどこが違うのでしょうか?

それは『とらえ方』です。要するに、「ストレスは〝害〟だ」と思わず「ストレスは〝役に立つ〟」と考えて対応しようとする人は成長できる、とのことです。〝害〟だと思えば、ストレスと向き合わず、原因も深く考えませんし、遊びやお酒などで逃げたりします。(私も時々そうしてしまいます・・・(汗))

〈★なお限界ギリギリの人は(苦手な上司とかから)「逃げる」のもアリですからね!)〉

一方〝役に立つ〟と考えれば、厳しい現実を受け止め、対応方法を考えます。時には、周りの人にアドバイスや支援を求めるでしょう。そして、ストレスの原因を探して、改善しようと努力するのか、あるいは見方を変えるのか・・・・・・いずれにせよ、何かを変えようと努力します。ここに成長があるのです。もちろん、どんなに努力しても、現実は厳しく、なかなか状況は改善しないでしょう。しかし、仕事に働きがい(人生には生きがい)を感じている人は、心配ごとやストレスも多いようです。さらに、働きがいを感じている人は、ある程度のストレスなら「働いて給料をもらっているのだから〝時々はあるだろう〟」と考えることができるとのことです。


今、もし、苦手な上司、高い目標、ミスの許されない事務などのストレスに苦しんでいるなら、本当に大変だと思うのですが、目指すべき人物や目的に、間違いなく一歩ずつ近づいていると考えてほしいのです。

そして、みなさんの後輩が最も興味を持って聴く話は、ストレスを克服した成功談ではなく、ストレスに苦しんだ、というような失敗談なのです。仮に、そのストレスを大して改善できなかったとしても、です。(私も成功談をときどき自慢してしまって、いつも後悔しています・・・反省!)

このブログの人気の投稿

ごあいさつ

経済学部同窓会として経済学部生の就職活動を支援して、 早いもので 4 年が経ちました。 おかげさまで参加した学生さんは700名を超え、満足度は ほぼ 100% を維持しています。 とはいえ、学生さんの就職活動に加えて、 卒業した後の若手同窓生が社会で活躍できるために、経済学部同窓会として 何かお手伝いがしたいと考えています。 ******************** *********** 就職活動の支援活動をよりよくするためには、 何が大切か、話し合いを重ねました。 答えは出ませんでした。 しかし、これだけは言えます。 「学生さんと接する以上、先輩である私たちがより魅力的な社会人になること」 これは絶対必要ですね。     ******************** *********** みなさんの「仕事力」と「人間力」 この両面を磨くお手伝いができれば、 と思い、竜巻竜次先生(画)にご協力頂き 「立野 新 ( たての あらた )  社会人日記」作成しました。 気軽に読んでいただけるとうれしいです。 立命館大学経済学部同窓会 メントレ委員会一同 

第五話

『習慣は才能を超える』     前回は「確実に実行する力」を考えました。 ( 大変な難題でしたね ( 汗 ))   それは 「習慣にする力」 であり 「自制心」 が欠かせない、と言いました。 ( ほんまに難しいですけどね ( 汗× 2))       では、どのようにすれば、習慣や自制心を身に着けられるのでしょうか?   まずは 「熱い思い」 です。 目標や目的を持つこと 、です。     たとえば、上司から信頼されたい、後輩に尊敬されたい、あるいは、今月のノルマを達成したい、昇格したい、年収○○万円ほしい、また、英語が話せるようになりたい・・・というのも立派な目標です。   はじめは何でも構いません。ぜひ、「熱い思い」とともに、目標・目的を持ってほしいと思います。    ちなみに、「熱い思い」の触媒として、実生活で見聞きした経験だけでなく、小説やマンガ、テレビや映画もあります。   一度感動したものを繰り返し観る、読む、・・・・・・これも有効です(と高名な心理学者に教えてもらいました)。              目的はもちろん、目標を設定するのは、簡単ではありません。   マンガのこのみちゃんのように、なかなか決められないことが普通です。 それでも、目標や目的は小さくても設定した方がいいですし、設定したのなら(ここがなかなかできないポイントなのですが)どんなに忙しくても、あるいはラクをしたいと思っても、「自制心」を持って継続することが大切です。   継続することが「習慣」につながるのです。(一旦「習慣」になれば、続けるのは意外に楽ですよ)     会社に入ったときは、出身大学の偏差値に大差があり、かつ、仕事力でも大きな差があった二人が 10 年で立場が入れ替わる、なんてことは、しょっちゅうあります。   平凡な...

第三十六話

  人を動かす④  ~最後、三つ目のキーワード 『関係』 ……実は最も難しい?~   「部下がやる気になって自ら動くのは、 上司との『関係』が良好な時である」   今回の結論はこの一文に集約されます。 おそらく殆どの上司が理解しています。 しかしながら、大変難しいのです。   心理学を基にした、上司に必要な言動は 「部下に関心を持つ」「一体感がある」 ですが、これら以上に重要なのが、 部下が『安心できる ( 上司との ) 関係』の 構築です。   真っ先に思い浮かぶのは「怒らない」 ですが、これは必要条件であり 十分条件ではありません。   「部下の安心」のためには、 まず上司が自らの判断基準を明示し、 それを厳守することが大切です。   例えば 「協力し合って助け合う」が 判断基準だと明示した後、 周りの人にすぐ頼る部下に対して 「それくらい一人でやるように」 と短絡的に指示してしまうと 矛盾が生じてしまいます。   この「協力」と「独力」を調和させて 「一貫性のある上司だ」と 部下に感じてもらうことが 「部下の安心」につながるのです。     そして『関係』での最重要ポイントは、 上司が部下から 「人として〝信頼〟される」ことです。   部下から 「人として〝信頼〟される」ために、 上司が最も心がけるべきは 〝率先垂範〟…逃げないこと …そして〝公平無私〟…特に〝無私〟   即ち、自分 or 誰かが 「ラクする / トクする」ではなく、 〝会社(さらには世の中 ) にとって プラスかマイナスか?〟 で上司が常に判断するということです。   こうして 「部下から人として〝信頼〟され」 「安心できる『関係』を構築する」 ことが結局は部下のやる気に つながります。     以上、 『充実』 『希望』 『関係』 の順で話しました。   実際に実践する際は、 『関係』 『希望』 『充実』 の順で進めていただけると 成功しやすいかもしれません。   みなさんの「人を動かす」力が 少しでも前進し、 上司として成功されることを 祈念しています。     参考資料:植木理恵著 ...