スキップしてメイン コンテンツに移動

第二十三話









『仕事の目標を達成するために』




目標と目的は違います。

目標は、

「さしあたって、目指すもの」で、

目的は、

目標をいくつも達成した向こう側にある

「最終的に目指すもの」です。

すなわち、

目的の方が目標より「上」にあります。

今日は、仕事での「目標」の話しです。

 

 

コロナの感染者は拡大しています。

それでも、働いている以上、

やるべき仕事はあります。

 

そんな中、今回は

「仕事の目標を達成するヒント」を

お伝えします。

 

 

 

入社した時はやる気満々でも、

時が経てば、

「早く終わらないかなぁ…」

「しんどいわ…」

という気持ちになるものです。

 

そんな時は、

仕事の「目標」を思い出しましょう。

「そもそもなんのためにやるのか?」

という質問を自分に投げるのです。

 

「プレゼンで競合に勝つ」

「個人表彰を獲得する」

「事務ミスを1%未満にする」など、

きっと大切な目標があるはずです。

 

私もそうなのですが、

毎日仕事に追われていると、

目先の数字ばかりが気になって、

「目標」をつい忘れています。

 

そこで

〝目標達成の常連〟の『習慣』

をご紹介します。

 

一つ目は、

『目標が頻繁に目に入るようにする』

です。

(前回、野路先輩が言ってましたね)

 

例えば、

デスクやパソコンに貼る、

スマホのタスクに表示する、などなど。

 

頻繁に目標が目に入れば、

頻繁に目標を意識します。

そうすれば、

「よいアイデアが突然浮かぶ」

とのことです。

(実際に使えるアイデアは極少数ですが)

 

二つ目は、

『目標を周りに宣言すること』

です。

自分から

「私はこの目標を達成します!」

「見ておいてください!」

と宣言するのです。

 

そうすれば、

気合いを入れざるを得ませんし、

周りから

「達成できそう?」などと

声をかけられるので、

やらないわけにはいかなくなります。

 

但し、私のような凡人には

プレッシャーのかかり方が半端ないので、

使うのは勝負所だけでも構いません。

 

 

三つ目は

『毎日記録を付けること』です。

記録をつければ、

「昨日はかなり進んだけど、

今日はほとんど進んでない…、

明日からこうしよう!」と、

毎日確認し、振り返りながら

対策を練ることが出来ます。

 

以上のことを実行しながら、

日々目標を忘れずに行動することで、

気持ちも仕事量も変わってきます。

 

是非、どれでもいいので、

試して下さいね。

このブログの人気の投稿

第三十五話

人を動かす③ ~二つ目のキーワード『希望』……暗闇では〝光〟が必要~   冒頭から半世紀以上前の ややドライな実験の話で申し訳ありません。   米国の   ジョンズ・ホプキンス大学で、 ラット ( ネズミ ) を 「溺れ死ぬか、生きるために泳ぐか」 という過酷な状況に置いた場合、 何時間くらいがんばれるかを調べました。   結果は 「最短 15 分、最長 60 時間以上」と 実に 200 倍以上の差がつきました!   さらに調べたところ 「がんばれば苦しい状況から抜けだせる」 という〝光〟を見出だす 成功体験を積ませたラットは、 15 分では一匹も溺れず、 すべて 60 時間   程度粘ったとのことです。   人とラットは違います。 しかしながら、人も『希望』が見えれば がんばりやすくなります。 暗闇でも〝光〟があれば、 そこに向かって歩んでいける という感じでしょうか。   仕事では 「がんばればうまく行く」 「十分にやれそうだ」 という〝自信〟がまずは必要です。   逆に 「がんばってもうまく行きそうにない」 「とてもやれそうにない」というように 〝光〟が全く見えていない部下を やる気にして動かすのは至難です。   勿論、精神論だけで『希望』は見えません。 部下が〝自信〟を持つためには、 「何をどうすればいいかわかる」 と心底納得するまで寄り添って 具体的かつ細分化された 〝道筋の明示〟をすることが必要です。         部下と共に歩む中で、 適切なフィードバックを与えつつ、 『希望』への接近を部下が実感できれば、 やる気も上がりやすいと言えます。     以上が 「人を動かす」ための第二のキーワード 『希望』の概要です。   ポイントは〝自信〟 及びそこに至るまでの細分化された 〝道筋の明示〟です。   次回は三つの中の最後のキーワー...

第三十四話

  人を動かす②  ~ほめれば人は動くのか? …一つ目のキーワード 『充実』 ~   前回、約 30 年前に比べて今は部下、 特に若者を動かすのが格段に難しくなり、 やる気になって働いてもらうためには どうすればいいか、 学問を参考にしつつ、 いずれも私見ですが 3 つの角度から考えると言いました。   まずは巷でよく言われる「ほめる」です。   若者に限らず、 人はほめられればうれしく感じて やる気にもなり、 自ら進んで動きやすくなります。   とはいえ、 いつでも何でもほめていると、 ほめられる側のうれしさも減ってしまい、 やる気も当初ほどは上がりません。   増して、 嘘っぽく聞こえるよう“棒読み”なら ほめない方がいいでしょう。   ほめることは確かに重要ですが、 “ほめるオンリー”で部下がやる気になり、 さらには 自ら進んで動くのは難しそうです。     そもそも 部下はほめられて 何を得るのでしょうか?   大胆に言い切ってしまえば…   『充実』   …です。   それではこの 『充実』 は、 ほめられる以外 どのような時に 部下は感じるのでしょうか?   まずは自身の「成長」、 そしてチームなど周りの人たちへの 「貢献」です。   自分は今成長できた! と実感できる時 ……平たく言うなら、 今までできなかったことが できるようになった時 人はうれしくなります。   加えて、 自分の成長によって チームの目標が達成するなど 「チームに貢献できている!」 と感じられれば俄然やる気が出ます。   実はこの「成長」と「貢献」を 部下が感じたまさにそのタイミングで、 上司がほめて感謝すれば 部下のやる気が 爆上がりすることもあります。   さらには 「仕事が楽しい」 と部下が感じれば、 放っ...

ごあいさつ

経済学部同窓会として経済学部生の就職活動を支援して、 早いもので 4 年が経ちました。 おかげさまで参加した学生さんは700名を超え、満足度は ほぼ 100% を維持しています。 とはいえ、学生さんの就職活動に加えて、 卒業した後の若手同窓生が社会で活躍できるために、経済学部同窓会として 何かお手伝いがしたいと考えています。 ******************** *********** 就職活動の支援活動をよりよくするためには、 何が大切か、話し合いを重ねました。 答えは出ませんでした。 しかし、これだけは言えます。 「学生さんと接する以上、先輩である私たちがより魅力的な社会人になること」 これは絶対必要ですね。     ******************** *********** みなさんの「仕事力」と「人間力」 この両面を磨くお手伝いができれば、 と思い、竜巻竜次先生(画)にご協力頂き 「立野 新 ( たての あらた )  社会人日記」作成しました。 気軽に読んでいただけるとうれしいです。 立命館大学経済学部同窓会 メントレ委員会一同