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第十八話








〝レジリエンス 2〟 ~困難な状況から回復する力~
 
前回は、大失敗したときの注意点を言いました。

大失敗のダメージから回復するのは、難しいことです。

しかしながら、衝撃的な悲劇でも、少しは自分でコントロールし、回復していくことは可能です。

その際、ぜひ押さえておきたい「考え方」が3つあります。

 
1つ目は、野路先輩が立野くんにアドバイスした通り、
「もっと最悪な事態が起こっていたら・・・、と想像してみること」です。

そもそも大失敗をした人に、こんなことを言うのは酷です。

しかし『もっと最悪!』は本当にあります。

降格されたとしても、懲戒免職されたわけではありません。

病気で会社を辞めることになっても、一生再起不能になったわけではありません。

 
人は齢を重ねるほど、驚くような不幸を身近で見聞きします。

あなたはきっと辛くて大変でしょうし、実際そうだと思うのですが・・・それでも最悪ではないのです。

2つ目は「誰かの役に立つこと」です。

一瞬、脈絡のなさを感じましたか?

しかし、誰かの役に立ち「ありがとう!」と言われれば、どんなに小さなことであっても、うれしいものです。

大失敗によって、仮に仕事のスケールが大幅に縮小しても、誰かの役に立てれば、自分が大切な存在であることをはっきりと認識でき、自信に繋がります。

これが回復への確かな一歩になります。



最後は「大失敗の中に〝価値〟を見いだすこと」です。




あなたはどんな人を目指していますか?

その人は、多分たくさんの大失敗を経験しているはずです。

そして、大抵、その大失敗を「いい経験だった」と総括しているものです。

 

今、苦しみの真ん中にいるのなら、それは本当に本当に大変だと思うのです。

激しく後悔する、あるいは誰かを恨んでいるのかもしれません。


それでも、残念ながら、過去と他人は変えられません。

自力で状況を好転させられないのなら、自分自身の考え方を変えることです。


あなたが全く望んでいないこの現実を、数年後に振り返った時、「いい経験だった」と笑顔で語ってくれる日が来るのを願っています。

 

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ごあいさつ

経済学部同窓会として経済学部生の就職活動を支援して、 早いもので 4 年が経ちました。 おかげさまで参加した学生さんは700名を超え、満足度は ほぼ 100% を維持しています。 とはいえ、学生さんの就職活動に加えて、 卒業した後の若手同窓生が社会で活躍できるために、経済学部同窓会として 何かお手伝いがしたいと考えています。 ******************** *********** 就職活動の支援活動をよりよくするためには、 何が大切か、話し合いを重ねました。 答えは出ませんでした。 しかし、これだけは言えます。 「学生さんと接する以上、先輩である私たちがより魅力的な社会人になること」 これは絶対必要ですね。     ******************** *********** みなさんの「仕事力」と「人間力」 この両面を磨くお手伝いができれば、 と思い、竜巻竜次先生(画)にご協力頂き 「立野 新 ( たての あらた )  社会人日記」作成しました。 気軽に読んでいただけるとうれしいです。 立命館大学経済学部同窓会 メントレ委員会一同