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第八話


   
上司との人間関係をどう改善するか? 
 
上司との人間関係は、最大級のストレスだと言われています。しょっちゅう上司から怒られたら、立野くんの同級生じゃなくても誰だってイヤですよね。もちろん、明らかにパワハラの場合、野路先輩が言う通り、会社に対応部署があれば、そこに言うのもいいでしょう。しかし、パワハラと言い切れない場合は大変です。たいていの上司は自分が正しいと思い込んでおり、突然やさしくなることは、まずありませんからね。そして今日、お伝えしたいのは『苦手な上司に対応する方法』、次に『ストレスのとらえ方』です。
 
以下の4つの方法は、万能ではありませんが、改善に成功した事例です。
1.     上司の〝こだわり〟を理解する
実績か、事務の堅さか、素直さか……などの〝こだわり〟を理解することです。野路先輩的に言えば「必要なところだけセレクト」、すなわち、全て均等に聞くのではなく「真意」を理解しましょう。
2.     自分の言動を変えてみる(すぐに相手のせいにしない) 
原因は自分にあるかも、と考えてみることです。事務の堅さが第一なのにスピードを優先して荒くなっていないか、などです。やはり基本は、上司の方針に従って、全力で取り組むことです。
3.     うまくやっている人にコツを聞く
単純ですが、効果はあります。但し、アドバイス通りに行動しても、怒られることはあるので注意が必要です。
4.     上司に直接聴く(どうすれば自分がより良くなるかなど、できれば一対一で)
怒られるリスクもあり、かなり勇気がいります。ただ、謙虚に教えを請い、素直に言動を改善すれば、あなたが怒られる回数が減ることもあります。
 
その他、難しいスキルですが、「苦手な上司の、さらにその上司と信頼関係を構築する」というのもあります。また根本的な解決ではないのですが、「仲間を増やす」のもいいでしょう。怒られる者同士で励まし合ったり、アドバイスし合ったりするとかなり気は楽になります。
 
続いて、『ストレスのとらえ方』ですが、実はこちらの方が圧倒的に大切なのです。(先に言わず申し訳ございません!)
 
◎ストレスは成長するために必要であり、人生にとってもプラスである!
これを見て、多くの人が「そんなはずはない!」と感じたことでしょう。しかし、海外の研究では、ストレスを感じた人が多い国ほど、平均寿命、GDP、幸福度などが高いとのことです。詳しくは、次回にお伝えします。
 
今日の話は以上で終わります。どれか一つでも、上司との関係改善につながったらうれしいです。
 
 
なお、以下の話は、苦手な上司に苦しめられ「いっぱいいっぱい」になっている人に限り、読んでください。
*************************
私自身も上司から毎日激しく怒られ続けたことがあります。その上司は私を激しく怒ることが正しいと信じ切っていて、やめるつもりは全くなく、私もいろいろ試しましたが全部ダメで、打つ手がなくなりました。また怒られる以外にも、ここには掲載できないような理不尽なこともありました。そして、私はついには倒れ、ようやく気づきました。「上司が、いつも激しく怒り続けていれば、部下がうまくやるのは無理!まさに過去と他人は変えられないなぁ」
同時に「この現実の見方を変えるしかない」すなわち「長い人生、この経験もプラスになる時が来るだろう」と考えたのです。少しは気持ちも楽になりました。まさに「自分が変われば、未来が変わる」です・・・が、激しく怒られる状況は私が転勤するまでまったく改善できず、苦しい日々が続きました(涙)
「そんなに激しく怒られ続けて苦しんで、どんなプラスがあったのですか?」と問われた時、本心から答えています。
まず「怒られて苦しんでいる人の気持ちが、心の底から理解できたこと」
最後に「人を受容れ、やさしくなれたこと」です。



 



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