スキップしてメイン コンテンツに移動

第七話

 
 

 
「よかった」を探す

 
こんな人はまわりにいませんか?
怒りっぽい人、自分勝手な人。
(あるいは、竹村部長のように厳しそうに見える人())
 
怒りっぽい人が上司なら、毎日、ビクビクしますよね。
自分勝手な人が後輩なら、時にはイライラしますよね。
 
では、このような人たちに対する会社の評価は〝最低最悪〟ですか?
そんなことはありませんよね。意外と悪くないことも多いはずです。
実際に〝最低最悪〟な人ばかりの会社なら、社員にもお客さまにも嫌われてとっくの昔に倒産しているはずです。
 
よく怒るけど営業はすごい、自分勝手なところはあるけれど事務は堅い、とか……
 
そうなのです。
誰でも、良い面と悪い面の両面を持ち合わせているのです。
 
そして、(竹村部長に対する立野君のように)人というのは驚くほど悪い面に目が向く習性があるのです。
 

C


これを見れば、大部分の人が「できている所」すなわちではなく、空白ある「欠けている所」に目が向くのと同じことです。

 
良い面に目を向ければ、日々の職場や生活は劇的に変わります。

端的に言うなら、『よかった』を探す努力をするのです。

(立野君のように、竹村部長から延々とアニメの話を聞かされるのも大変ですがね())

 
すなわち、「変えられない他人」に変わってほしい、という無理な願望を持たず、まずは自分自身が先に変わり、

『よかった』

を探す努力を行い、そして、それを習慣に高めることができれば、未来は必ず変わります。

 
この『よかった』を探す努力こそが、社会人生活だけでなく、人生にも大い
 
なる明るさをもたらすのです。

 
 
 


  


このブログの人気の投稿

第三十五話

人を動かす③ ~二つ目のキーワード『希望』……暗闇では〝光〟が必要~   冒頭から半世紀以上前の ややドライな実験の話で申し訳ありません。   米国の   ジョンズ・ホプキンス大学で、 ラット ( ネズミ ) を 「溺れ死ぬか、生きるために泳ぐか」 という過酷な状況に置いた場合、 何時間くらいがんばれるかを調べました。   結果は 「最短 15 分、最長 60 時間以上」と 実に 200 倍以上の差がつきました!   さらに調べたところ 「がんばれば苦しい状況から抜けだせる」 という〝光〟を見出だす 成功体験を積ませたラットは、 15 分では一匹も溺れず、 すべて 60 時間   程度粘ったとのことです。   人とラットは違います。 しかしながら、人も『希望』が見えれば がんばりやすくなります。 暗闇でも〝光〟があれば、 そこに向かって歩んでいける という感じでしょうか。   仕事では 「がんばればうまく行く」 「十分にやれそうだ」 という〝自信〟がまずは必要です。   逆に 「がんばってもうまく行きそうにない」 「とてもやれそうにない」というように 〝光〟が全く見えていない部下を やる気にして動かすのは至難です。   勿論、精神論だけで『希望』は見えません。 部下が〝自信〟を持つためには、 「何をどうすればいいかわかる」 と心底納得するまで寄り添って 具体的かつ細分化された 〝道筋の明示〟をすることが必要です。         部下と共に歩む中で、 適切なフィードバックを与えつつ、 『希望』への接近を部下が実感できれば、 やる気も上がりやすいと言えます。     以上が 「人を動かす」ための第二のキーワード 『希望』の概要です。   ポイントは〝自信〟 及びそこに至るまでの細分化された 〝道筋の明示〟です。   次回は三つの中の最後のキーワー...

第三十六話

  人を動かす④  ~最後、三つ目のキーワード 『関係』 ……実は最も難しい?~   「部下がやる気になって自ら動くのは、 上司との『関係』が良好な時である」   今回の結論はこの一文に集約されます。 おそらく殆どの上司が理解しています。 しかしながら、大変難しいのです。   心理学を基にした、上司に必要な言動は 「部下に関心を持つ」「一体感がある」 ですが、これら以上に重要なのが、 部下が『安心できる ( 上司との ) 関係』の 構築です。   真っ先に思い浮かぶのは「怒らない」 ですが、これは必要条件であり 十分条件ではありません。   「部下の安心」のためには、 まず上司が自らの判断基準を明示し、 それを厳守することが大切です。   例えば 「協力し合って助け合う」が 判断基準だと明示した後、 周りの人にすぐ頼る部下に対して 「それくらい一人でやるように」 と短絡的に指示してしまうと 矛盾が生じてしまいます。   この「協力」と「独力」を調和させて 「一貫性のある上司だ」と 部下に感じてもらうことが 「部下の安心」につながるのです。     そして『関係』での最重要ポイントは、 上司が部下から 「人として〝信頼〟される」ことです。   部下から 「人として〝信頼〟される」ために、 上司が最も心がけるべきは 〝率先垂範〟…逃げないこと …そして〝公平無私〟…特に〝無私〟   即ち、自分 or 誰かが 「ラクする / トクする」ではなく、 〝会社(さらには世の中 ) にとって プラスかマイナスか?〟 で上司が常に判断するということです。   こうして 「部下から人として〝信頼〟され」 「安心できる『関係』を構築する」 ことが結局は部下のやる気に つながります。     以上、 『充実』 『希望』 『関係』 の順で話しました。   実際に実践する際は、 『関係』 『希望』 『充実』 の順で進めていただけると 成功しやすいかもしれません。   みなさんの「人を動かす」力が 少しでも前進し、 上司として成功されることを 祈念しています。     参考資料:植木理恵著 ...

ごあいさつ

経済学部同窓会として経済学部生の就職活動を支援して、 早いもので 4 年が経ちました。 おかげさまで参加した学生さんは700名を超え、満足度は ほぼ 100% を維持しています。 とはいえ、学生さんの就職活動に加えて、 卒業した後の若手同窓生が社会で活躍できるために、経済学部同窓会として 何かお手伝いがしたいと考えています。 ******************** *********** 就職活動の支援活動をよりよくするためには、 何が大切か、話し合いを重ねました。 答えは出ませんでした。 しかし、これだけは言えます。 「学生さんと接する以上、先輩である私たちがより魅力的な社会人になること」 これは絶対必要ですね。     ******************** *********** みなさんの「仕事力」と「人間力」 この両面を磨くお手伝いができれば、 と思い、竜巻竜次先生(画)にご協力頂き 「立野 新 ( たての あらた )  社会人日記」作成しました。 気軽に読んでいただけるとうれしいです。 立命館大学経済学部同窓会 メントレ委員会一同