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第三十二話

  ChatGPT って、ヤバくない?   最近流行の「生成 AI 」の専門家曰く ( と言っても 30 歳台前半 )   「 ChatGPT を使えば、  良いエントリーシート (ES) が  書けますよ」 とのこと。   試しにその場で作ってもらったら、 整った ES が十秒程度で出来上がりました!   何となく怖くなり、 自分の仕事が奪われそうな気もしたので 恐る恐る質問すると、 この若き専門家は冷静に言いました。   「新しい雇用も生まれますが、  減る仕事の方が多そうですね」  ・・・ヤバいやん!   とはいえ、 何か良いことはないかと探してみれば・・・ ありました!   「スキルの格差が縮まることがある」 ・・・らしい。   具体的には 転職サイト大手のビズリーチが ChatGPT を活用して開発したアプリを使って 「職務経歴書」を作成した場合、 転職希望者には面談の誘いが 4 割多く届いたようです!   その他、 様々な分野で成功事例がありますが、 健康に直結する医療分野でも カテーテル関連で有力製品が 開発されたようです。   AI と人の知恵が相乗効果を生んで、 より明るい未来が開ける可能性も 十分ありそうです。   もちろん偽情報の拡散もあるし、 そもそも ChatGPT は 『自信満々に』間違います。   さらに その間違いを指摘すると 「申し訳ありませんでした。  本当は●●です」 と訂正しますが、 ●●も間違っていることがしばしばです。   要するに ChatGPT( 生成 AI) は 〝危険だが役に立つ〟のです。   「危険」を重視する人は、 映画「ターミネーター」のように AI が暴走して人類を滅亡させるので 開発を止めるべきだと主張しています。   しかしながら、 世界中に大勢居る研究者の開発を 止めることはほぼ不可能でしょう。   結論としては 『危険性を認識した上で、  プラスを最大限引き出す』 のが良いようです。   私たちも資料作成