「よかった」を探す こんな人はまわりにいませんか? 怒りっぽい人、自分勝手な人。 ( あるいは、竹村部長のように厳しそうに見える人 ( 笑 )) 怒りっぽい人が上司なら、毎日、ビクビクしますよね。 自分勝手な人が後輩なら、時にはイライラしますよね。 では、このような人たちに対する会社の評価は〝最低最悪〟ですか? そんなことはありませんよね。意外と悪くないことも多いはずです。 実際に〝最低最悪〟な人ばかりの会社なら、社員にもお客さまにも嫌われて とっくの昔に倒産しているはずです。 よく怒るけど営業はすごい、自分勝手なところはあるけれど事務は堅い、 とか …… 。 そうなのです。 誰でも、良い面と悪い面の両面を持ち合わせているのです。 そして、 ( 竹村部長に対する立野君のように ) 人というのは驚くほど悪い面に 目が向く 習性があるのです。 C これを見れば、大部分の人が「できている所」すなわち ‘ 線 ’ ではなく、 ‘ 空白 ’ で ある 「欠けている所」に目が向くのと同じことです。 良い面に目を向ければ、日々の職場や生活は劇的に変わります。 端的に言うなら、『よかった』を探す努力をするのです。 ( 立野君のように、竹村部長から延々とアニメの話を聞かされるのも大変 ですがね ( 笑 )) すなわち、「変えられない他人」に変わってほしい、という無理な願望を 持たず、 まずは自分自身が先に変わり、 『よかった』 を探す努力を行い、そして、それを習慣に高めることができれば、未来は 必ず変わり ます。 この『よかった』を探す努力こそが、社会人生活だけでなく、人生にも大い なる 明るさをもたらすのです。
立命館大学経済学部同窓会から若手同窓生に向けて『社会人として独り立ちするコツ』をマンガ形式でつらつらと掲載します。肩の力を抜いて読んでいただければ幸いです。