「問題が一気にたくさん出てきたときは・・・」 ついに 2 度目の緊急事態宣言ですね。 出口がまったく見えません。 歓送迎会どころか、飲み会も自粛、 という方が多いと思います。 「いつ元に戻るのか」が、 まったくわからないのは、 特にしんどいですね。 こういうときに限って、 仕事もうまく進まないものです。 問題が一気にたくさん出てきて、 なかなか解決できなければ、 さすがに「もう無理!」と 心の中で叫んでしまいます。 そんな時、 「問題を紙に書き出してみよう」 と誰かに教えてもらったことを 突然、思い出しました。 だまされたつもりで、 気がかりな問題を、 いくつか紙に書いてみました。 そして、 落ち着いて読み直してみると、 意外に頭がクリアになり、 それぞれの問題への対処法が、 かなり浮かんできました! さらに、浮かんだ答えを紙に書き出し、 修整があれば、書き加える、、、 これらを繰り返し、 そして、考えがまとまったら、 読み返せるよう、きれいに書き直す。 そうすると、優先順位も明確になり、 これからの具体的行動も整理され、 心がすっきりしました。 頭の中だけで考えている時は、 たくさんの問題が、複雑に入り組んで、 解決の糸口さえ見つけられず、 「もう無理!」 とあきらめていたのに、 紙に書き出して、 目でも追いかけると いろいろと答えめいたものが 出てくるのが不思議です。 理由はわかりません。 私たちは受験世代であり、 問題用紙を配られると、 必死で解答を考える〝習性〟が 身についているからでしょうか。 いずれにせよ、 問題が複雑に入り組んで、 「もう無理!」 と感じたときは、 だまされたと思って、 すべての問題と解答を 紙に書き出してください。 たったそれだけで、 意外に心が落ち着き、 解決への道筋が見えることもありますよ。
立命館大学経済学部同窓会から若手同窓生に向けて『社会人として独り立ちするコツ』をマンガ形式でつらつらと掲載します。肩の力を抜いて読んでいただければ幸いです。