職場の人間関係に悩んだら・・・ 誠実に働いているのに、マンガのこのみちゃんのように、なぜか職場の人間関係がギクシャクする・・・こういうことは古くからあります。万能の解決方法はありませんが、悩みを減らす方法はあります。今日は、2つのヒントをお伝えします。 1 つ目は、職場の人たちを「 まずは自分が好きになること 」、そのためには職場の人たちの「 “良い点”を探すこと 」です。人は、自分を嫌ったり信頼しない人をあえて好きになったり信頼することは滅多にありません。もちろん、好きになり信頼したからといって、必ずしも相手からそう思ってもらえるとは限りません。しかし、自分が相手の良かった点を探し、好きになり、信頼すれば、自分が相手から好かれ信頼される確率は格段に上がります。 それでもなかなか好きになれないときは、せめて「ありがとうございます!」と心のこもった感謝の言葉を、相手の目を見て、たくさん発してください。これだけでも職場の人間関係はきっと改善するでしょう。 2つ目は、(館山チーフではありませんが ( 笑 ) )、「 全員に好かれることは、ほぼ不可能!という覚悟を持つこと 」です。例えば、5人のチームの中で、1人でも自分を嫌っている ( と思われる ) メンバーがいると気になるものです。もちろん、自分の言動を改善する努力は常に心がけるべきですが、そもそもメンバー全員から好かれる方が〝奇跡〟です。なぜなら「多くの人たちがあなたを好き」など、あなたの具体的な言動とは無関係にあなたを嫌う人が現実にはいるのです。感覚的には 1 割を少し超える程度でしょうか。5~10人いれば1人くらいはいるかな、という感じです。嫌われる側から見れば、自力で改善できる範囲を超えており理不尽ですが、まずは5人中3人から好かれれば十分、と考えましょう。これだけでかなり気が楽になります。 上記の2つのヒントにより、あなたの職場での人間関係が、少しでも改善することを期待しています。
立命館大学経済学部同窓会から若手同窓生に向けて『社会人として独り立ちするコツ』をマンガ形式でつらつらと掲載します。肩の力を抜いて読んでいただければ幸いです。