「仕事ができる人になりたい」 マンガの立野くんでなくても、たくさんの人が願うことです。 「仕事ができる人」になれればお客さまやチームメイトから信頼されるし、好かれます。 時には昇進し、給料も上がるでしょう。 そもそも、周りから「イケてる」と好意を持たれるのは、うれしいことですよね。 では、どうすれば「仕事ができる人」になれるのでしょうか? ノウハウ本は、本屋に積まれています。なるほど、確かにそうだ、と感じるフレーズはたくさん出てきます。 しかし、ノウハウ本で人生が変わった、という人と出会ったことがありません。 仕事でチームメイトと一対一でじっくり面談した回数が、 1000 回以上って言う人に聞きました。 その人、曰く、営業で実績を上げていつも表彰されている人だけでなく、目立たなくても自分の持ち場を手堅く回してチームメイトから厚い信頼を獲得している人たちも「仕事ができる人」だと感じます、とのことでした。 「仕事力」が高くなれば「人間力」も上がるのか…… 「人間力」が上がれば「仕事力」も高くなるのか…… 大胆に言い切れば、後者、すなわち、「人間力」を上げることができれば、「仕事力」も上がる、と思われます。逆は滅多にありません。 立野くんがノウハウ本をたくさん読んでも、「仕事力」が伸びなかったのは、ある意味当然なのです。 どうすれば「人間力」は上がり、「仕事力」も高くなるのか? そもそも、「人間力」や「仕事力」とは何なのか? これらの重要な問いかけに対するヒントをこれから少しずつでもお届けできれば、と考えています。
立命館大学経済学部同窓会から若手同窓生に向けて『社会人として独り立ちするコツ』をマンガ形式でつらつらと掲載します。肩の力を抜いて読んでいただければ幸いです。